閾値フィルターとは?

閾値フィルターは、すべてのピクセルを純粋な黒または白に変換します。閾値以上の明るさのピクセルは白になり、それ以外は黒になります。中間のグレーはありません。スキャンした文字や署名をきれいにする標準的な方法です。ステンシル、ゴム印、ビニールカッター、レーザー彫刻機、シルクスクリーン印刷でも、2階調の画像が必要になります。

ツールの説明

画像を開き、注目したい形がはっきり見えるまで「閾値」スライダーを動かします。「自動」を押すと、画像の明るさからツールが閾値を選びます。スキャン画像やコントラストの強い写真では、ここから調整を始めるとよいでしょう。調整前後のスライダーで元の画像と比較してから、ダウンロードします。2階調のPNGは小さく鮮明なため、既定の形式としてPNGを使用します。

機能

  • 閾値を調整できる、純粋な白黒の出力
  • 大津の方法による自動閾値設定
  • 透明度を維持するため、切り抜き部分はそのまま保持
  • ブラウザー上で動作するため、画像がデバイスの外部に送信されることはありません

仕組み

ここでの明るさは輝度です。計算式は 0.299 × 赤 + 0.587 × 緑 + 0.114 × 青 です。これは色をグレーに変換するための、Rec. 601の標準的な重み付けです。そのため、同じ強さの純粋な青は、純粋な黄色より暗く見えます。

「自動」ボタンは大津の方法を使用します。各明るさのピクセル数を数え、考えられるすべての閾値を試します。2つのグループに分けたとき、各グループ内のばらつきが小さく、グループ同士が最も離れる閾値を選びます。文書の場合、通常はインクと紙の明るさの中間になります。

ヒント

  • 細い線が途切れる場合は、閾値を少し上げてください。背景にノイズが出る場合は、閾値を下げてください。
  • 光の当たり方にムラがある写真は、1つの閾値ではうまく分割できません。必要な部分を切り抜くか、先に暗い部分を明るくしてください。
  • ステンシルやカッターで使う場合は、コントラストの強いシンプルな形にすると、最もきれいな輪郭になります。